としクレバルサ日記

どうも、いつもお世話になっております。としクレです。Twitterでは書ききれないことや、毎回の試合の感想や選手への批評、移籍市場の動きのまとめなどを、自分のメモ兼皆さんとの情報共有を目的としてここにて発信していきたいと思います。よろしくお願いします。 

2021/22【シーズン総括】編

8月6日 メッシ退団

翌月1日 グリーズマン退団

前シーズンの攻撃を牽引していた2人が、財政上の問題からクラブを去った。レオメッシの退団に関しては未曾有の事態であり、クレに留まらず世界中のフットボールファンに衝撃が走った。

f:id:toshicule:20220524014315j:image【退団会見で涙を見せるメッシ】

世界最高の選手であり、いつもその背中でバルセロナを偉大な存在へと押し上げていた、カピタンの退団。ラポルタ必死の努力も実らず、彼の残留が叶うことはなかった。クラブには未だかつてない重苦しい空気感が漂う中、シーズンの開始を告げる笛は鳴らされた。

 

まさに、激動のシーズンであった。

 

開幕戦は大勝を収め、予想に反して滑り出しは好調かと思われた。しかし主力を失ったクーマンバルサの綻びはすぐに露呈し、Clグループステージ2連敗に始まり、マドリーにも呆気なく敗れ、格下ラージョ戦での敗戦が決定打となり監督の首は飛んだ。彼が用いた試合終盤でCB2枚を前線に置く一辺倒なパワープレーは、バルサの哲学に真っ向から歯向かうものとして糾弾された。

 

新監督に指名されたのは、シャビ・エルナンデスかつてのクラブのアイドルであり、今もなおレジェンドであり続ける存在だ。彼は2年間指揮をとったカタールのアルサッドから、バルセロナへと飛んだ。(違約金を一部自身で負担したとの噂も)

f:id:toshicule:20220524011338j:image【就任発表会見時のシャビ】

彼は、彼自身がバルセロナフットボールの理想とされる“Tiki-Taka”(スペルを間違えたら某監督のようになってしまうので気をつけた)の体現者であり、監督として就任した以上は、チームとしてそれを実現されることが望まれた。

彼の就任以降ゲーム内容自体は明らかにポゼッション志向のものへと変わり、クラブの雰囲気と選手達のモチベーションさえも劇的に改善された。前監督との差は明瞭であったが、何よりも“結果”がついて来なかった。

Clはベンフィカ相手に0-0と痛み分けし、バイエルンに0-3で敗れたことでグループリーグ3位が確定し、まさかのEL落ちする事となった。

また年が明けてサウジアラビアで行われたマドリーとのスパーカップの試合では、延長戦までもつれこむ接戦を演じながらも、2-3で後塵を拝したその翌週に行われたコパデルレイラウンド16のアトレティック戦でも延長戦を戦った上2-3で敗れ、1週間強で2つのタイトルを失う事となった。

冬の移籍市場では、冬としては過去最高人数となる4人の選手を獲得した。

  • 🇧🇷ダニ・アウベス
  • 🇪🇸フェラン・トーレス
  • 🇪🇸アダマ・トラオレ(loan from Wolves)
  • 🇬🇦ピエール・エメリク・オーバメヤン

f:id:toshicule:20220525003823j:image【アダマ、フェラン、オーバメヤング、アウベス】

皆シャビが望み、各々が特徴を持った選手達であり、彼らの加入後にクラブの調子は明らかに上昇気流に乗った。後にアウベスはこう語った。

「レアル(マドリー)は俺たちが遅れてやってきた事にラッキーだったと思う事だ」(4-0クラシコ後)

2月7日のアトレティコ戦(4-2)を皮切りに、リーグ戦では大量得点を重ね無敗記録を伸ばし続けた。ELではナポリガラタサライを退け準々決勝まで勝ち進んだ。

3月21日、ベルナベウで行われたエル・クラシコではオーバメヤングの2G1Aの活躍などもあり、4-0で勝利を収めた。この結果はシャビバルサの進路が間違っていないという事を示すのには、十分なものであった。f:id:toshicule:20220525003951j:image【4-0クラシコにて】

しかしその後、EL準々決勝フランクフルト戦ではカンプノウでまさかの2-3の敗北を喫し、敗退が決定した。この時点で、2019-20シーズン以来の無冠が濃厚となってしまった。

フランクフルト戦後のリーグ戦では、ラージョにシーズンダブルを食らうなど、やや低調なゲームをいくつか披露したものの、最終的にはマドリーに続く2位でフィニッシュ。シャビ就任時にはリーグ9位と、Cl出場権獲得も危ぶまれていたのだが、当時では思いもよらぬ順位で終結を迎えることが出来た。

 

この1年をざっと振り返ると、こんなところだろうか。メッシ退団によって曇り空、ひいては雨空となっていたクレの心は、シーズンを通して浮き沈みを繰り返しながらも、次第に晴れていったのではないかと思う。

結果としてはマドリーにリーガを支配され、“無冠”に終わってしまった訳だが、未来に希望を持てるポジティブな要素も沢山発見できたシーズンであった。

クラブと選手達のよき理解者であるシャビの就任と、何よりも今後のクラブを支えていくであろう才能に溢れた若手が多く台頭し主力として定着したこのシーズンは、この先のバルサを語る上では欠かせないものとなるだろう。詳しくは“選手採点”の記事でまた記していこうと思う。

f:id:toshicule:20220525005202j:imagef:id:toshicule:20220525005303j:imagef:id:toshicule:20220525005135j:image【未来への希望】

かなり大雑把な総括でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございます🙌

メッシが残留した際の翻訳記事以来の久しぶり(1年半ぶり)の更新でしたが、シーズンを振り返りながら書くのはとても楽しかったです笑。

フットボールは、取るに足らない日常にたくさんの思い出と感動を与えてくれる素晴らしいものですよね!そんな中でバルサの魅力に気づき、追いかけられている私たちは幸せ者です!笑

 

次は“選手採点”の記事を書こうかなと思っていますので、よかったら是非!

ここらで失礼します     としくれ

レオメッシ 残留宣言 翻訳

2019-20シーズンを無冠で終えたバルセロナ

今シーズン最後の試合であったバイエルン戦では8-2という屈辱的敗北を味わい、クラブには重苦しい雰囲気が漂っていた。

と、ここまでの流れは次の機会にまとめるとして…

日本時間9月5日午前1.00頃、渦中のメッシの去就が明らかとなった。

騒動の最中、事前にGoalの取材に答えていたメッシ。そのインタビューの内容が明かされた。

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🗣メッシ

「私はここで幸せではないと感じたので、去りたいと思った。しかし契約の問題でそれは許されず、クラブとの法的論争をしたくなかったので、ここに残ることにした。

 

自分の人生のクラブと、法廷で争いたくはないからだ。それがここに残留する理由。

 

私はバルセロナに残るし、出たいのか出たくないのかには関係なく、残留することは変わらない。私はこのクラブを何よりも優先するので、留まることに決めた。

 

バルサは私に全てを与えてくれ、私は全てをバルサ に捧げてきた。バルサと法廷で争うことなど考えたこともない。

 

バルトメウが指揮を取るこのクラブの運営は本当に酷いものである。

 

私はこの1年を通してずっとクラブに、そして会長(バルトメウ)に対し、ここから出たいと話してきた。特にバルトメウ会長は、私が去りたいと思っている事を昨シーズン前から知っているはずだ。

 

彼(バルトメウ)は私に、毎シーズン終わりに自分の将来を決める事ができるといつも言っていた。しかし彼は自分で言った言葉を守らなかった。

 

彼は6月10日までに去就を決めねばならなかったと言ってきたが、今年はパンデミックの真っ最中で、その頃私はラリーガ獲得のためにまだ戦っていた。

 

いつもここでキャリアを終えたいと思っていたが、残念ながら私のバルセロナでの時間は終わったのだと考えるようになった。

 

クラブには新たな加入選手と若手の選手が必要だと私は信じていて、それも自身の去就に影響を及ぼした。

 

本当のところ、このクラブにはスポーツプロジェクトなんかは存在していない。何か事が起きた時に、その穴を塞いでいるだけ。

 

このシーズン(2019-20)は本当に難しい年だった。レーニングや試合、ロッカールームにおいてまで、多くの苦労を経験した。

 

私が当初下した判断は非常に悩み深かったが、それはバイエルンとの試合結果によるものではない。

 

多くの要因があったが、このクラブにタイトルを獲得するプロジェクトがないことも要因の一つ。

私は選手として最後の数年間を楽しく過ごしたい。近年、幸せを見つける事はできていなかった。

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私が家族にバルセロナから去りたいと話した時、彼らはみんな泣き出してしまった。息子たち家族はみんなここで育ってきた。

 

妻は痛みを胸のうちに秘めながらも、私について行くと言ってくれた。

 

アゴ(長男)はここから離れたくないと言いながら泣いていたが、私は彼らに、ここに残る事が難しいと言い続けるしかなかった。

 

マテオ(次男)はまだ小さくて、ここを去るということがどういうことなのかはよく分かっていなかった。

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【左からチアゴ君、メッシ、マテオ君】

私はこのクラブ、バルセロナが大好きで、ここより良い場所を見つけるつもりはないと思う。しかし、それでも私には(去就を)決定する権利がある。

 

私は新しい目標、そしてチャレンジを模索するつもりだったのだが、、、すぐにこの場所に引き戻された。なぜならこの場所バルセロナには20年も住んでおり、私の全てが揃っているから。

 

私が移籍することで、他の場所においてもっと沢山のお金を稼ぐ事ができるのはみんなが知っていることだと思うが、お金は私の目標ではない。

 

このクラブに対しての私の愛が、メディアなどから問われた時、私はひどく傷ついた。バルサに対する私の愛が変わることはないだろう。

 

しかしそのことで、その人(メディア・マスコミ)がどんな人物かを知ることができた。非常に多くの嘘を流す者がいる。

 

いつここを出るのか、どれだけ長く滞在するのかは関係ない。バルサへの私の愛は永遠である。

 

今年は酷いシーズンだったと言ったが、コロナウイルスによってもっと酷い時を過ごした人、親戚や家族を失った方と比べれば、ちっぽけなものなのかもしれない。

 

上手くいけば、私たちをサポートしてくれる人たち、良くない時を過ごしてしまった人々に、勝利を捧げることができるかもしれない。

 

そして、我々はこのウイルスを乗り越えられる。

 

いつものように、私は全身全霊を尽くす。全てのトロフィーのために最善を尽くして戦う。良くない時間を過ごしている人々に、少しでも捧げたい。」

 

 

 

※かなり急いで作ったので、稚拙な文ですが申し訳ありません。間違い等ございましたらコメント下さい。 随時更新中

メッシ MDインタビュー 2020.07

第37節オサスナ戦に敗北したバルサ。結果として、マドリーにラ・リーガのタイトルを明け渡した。

今季はすでに

・スーペルコパ(vs.アトレティコ

・国王杯(vs.アスレティック

ラ・リーガ

の国内三つのタイトルを落としている為、来月に控えるチャンピオンズリーグ(Cl)を勝ち抜かねば、今季は無冠に終わることとなる。

こんな状況の中、メッシがオサスナ戦後の取材に対し、現在、そして今後のバルサについて率直な思いを口にした。

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【インタビューに答えるメッシ】

 

メッシ🗣

 このようにシーズンを終わらせたくなかったが、どのように終わったのかは結果に示されている。

 

我々は非常に不安定で、弱く、インテンシティに欠けたチームだった…多くのポイントを失い、そして今日の試合は今シーズンを要約するような内容だった。

 

我々は自己批判をしなければならない。それは各選手のことではなく、全体的にだ。我々はバルサというチームであり、全て(の試合に)勝たねばならなかった。

 

マドリーはやるべき仕事をこなしたが、我々は勝ち点を落とすことで彼らの優勝を手助けしてしまった。

 

少し前に、こんなプレー内容ではチャンピオンズリーグを戦い抜くことができないと言ったが、結局はリーグ戦も勝てなかった。

 

※少し前、というのは恐らく2月のMDの取材に対する回答です。そこも翻訳してある記事がありますので、合わせて読むとメッシの心情が少し分かるかもしれません。

メッシ 2020 2/20 MDインタビュー

https://barcamscd.hatenablog.com/entry/2020/02/20/150342

 

もしチャンピオンズリーグを制したいならば、我々は多くのことを変える必要がある。こんな試合内容を続けていたら、ナポリには負けてしまうだろう。

 

そして、チームが試みようとした事が出来なかったという感覚を、多くのゲームにおいて残してきてしまった。

 

1月以来に我々が経験してきた事は、全て非常に悪いものだった。本当に我々は多くのことを変えなければいけない。

 

ローマ戦、リヴァプール戦…と我々はファンに対して何も与えることが出来ていない。こんな事では、ファン達が忍耐力を使い果たしてしまうのも当たり前。

 

〈感想・考察〉

敗戦してすぐの試合後のインタビューであったこともあり、メッシの考える現在の状況が赤裸々に語られた内容となった。

そんな中で、気になる箇所が。

1月以来に我々が経験してきた事は、全て非常に悪いものだった。本当に我々は多くのことを変えなければいけない。

1月とはバルベルデが解任され、セティエンが新監督として就任した頃。メッシが発言した「1月以降」とは、恐らくこの事と見て間違いないだろう。

 

リーグ戦の中断明けには、メッシら重鎮とセティエン、及び彼の右腕であるサラビアコーチとの確執も報じられた。報じられたというよりは、試合中のクーリングブレイクの様子を見るに、明らかであった。

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【報道後に見せたサラビアとメッシの姿】

 

そこからのチームの悪く、嫌な、重々しい雰囲気は、無観客試合という雑音のないピッチから、画面越しの我々にまで伝わってくるほどのものだった。

 

更にここに‘フロントの圧力’によるアルトゥールの移籍、勝ち点を取りこぼす試合、敗北の雰囲気を感じさせないマドリーと、様々に良くない事が重なり続け、一層バルサ内の空気は重たくなっていった。

 

ここ数年で最悪の状況、果たしてバルサの行先は…

 

 

 

棺桶ダンスとスアレス

最近、ネット上で度々「ネタ」として使われている棺桶ダンス。皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれない。

棺桶ダンスはガーナなどの西アフリカ諸国の一部で撮影されたもので、面白動画・ハプニング映像の中で「こける、ぶつかる」等といった事故・失敗が発生した瞬間に棺桶ダンス映像に突然切り替わるといった形式のものが一般的。

〈dic.nicovideo.jp〉より引用

 

そんな棺桶ダンスに登場するベンジャミン・アイドゥ氏が、バルセロナファン(クレ)であり、さらにスアレスに対して生涯軽蔑の目を向けていることを、Foot Mercatoの取材にて明らかにした。

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【ベンジャミン・アイドゥ氏】

 

「私はスアレスを軽蔑している。そして恥ずかしいし、とても気分が悪い。このプレイヤーを見たり、名前を聞くだけでも悲しくなる。

 

クレである彼がここまで言うのには理由がある。

 

"ベンジャミン氏はガーナ出身である"

そう聞けば、ピンと来る方もいらっしゃるだろうか。

 

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【2010年W杯準々決勝 ガーナ対ウルグアイ

 

そう、スアレスのハンド事件である。1-1で迎えた延長後半120分、ヘディングシュートをスアレスがGKのようにボールを弾き出し、退場した事件のことだ。このプレーの結果与えられたPKを外してしまったガーナは、最終的にW杯から姿を消すこととなった。

 

スアレスのハンドが原因で、私の母国であるガーナは準決勝に進むことなく帰国を強いられた。酷いことだ。」

 

彼はこうも話した。

 

「ガーナには、"スアレス"ということわざがある。それは、あなたがもし何かを達成したかったり、どこかへ行きたかったとして、そこにスアレスがいるなら…その夢は成功しない、ということだ」

 

「あなたが本当に何かを望んでいたとして、スアレスがそこにいるなら、あなたは決してそれを達成できない。」

 

 

あの事件のことを久しぶりに聞いたので、懐かしいなぁと思いました笑。クレでスアレスをここまで嫌っている人もいたのだな…とも。

 

ベンジャミン氏はインタビューの最後にこうも答えた。

 

Q「サッカー選手たちがゴールパフォーマンスをする時、あなた方の"棺桶ダンス"をしてみようというアイデアには、どうお考えですか?」

 

「それは私には幸せなことだ。私はどこでもジャンプするし、本当に大好き!誰かが我々のしているダンスを真似すれば、それを誰かが捉え、SNSで拡散されていく…どんどん広がっていくのに感心します。もし選手が真似をしてくれたら…その選手には感謝したい!特にメッシ‼︎

 

最後にはメッシ愛が飛び出したベンジャミン氏だった。

 

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【棺桶ダンス】

 

 

コロナ禍 サッカー界の混乱

お久しぶりです。更新は約1ヶ月ぶりです。Twitterメインアカウントが使えなくなり、今後どうするか考えているところでした。一応Twitterには復帰した(https://twitter.com/barcamsng)ので、無理のない範囲でこのブログも再開していきたいと思います。

 

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余談:先日AbemaTVにて、14/15シーズンのCL決勝、対ユヴェントス戦を見ました。画像に映る彼の背中を見て、色々と感じるところがありました。後日深追いしたいと思います。

 

さて、このブログの更新が止まっていた1ヶ月で、世間は大きく揺れ動き出しました。皆さんご存知のように新型コロナウイルスの影響により世界中のスポーツイベントは中止され、4月下旬現在も再開の見通しは全く立っていません。

 

オランダ政府の発表で「9月までは行政への申請が必要であるような一切のスポーツイベントの開催を禁止する」との発令がなされた為、オランダリーグ(エールディヴィジ)の2019/20シーズンは事実上、中断せざるを得ないという報道もありました。

 

最新の公式の発表により、同リーグは中断となり、優勝チーム並びに降格・昇格チームも無効ということになりました。

 

スペインはラ・リーガも例外ではなく、このまま中断ということも大いに有り得る話です。リーガの会長曰く、必ずリーグは全行程を終わらせると。(このままではその夢の実現を叶えるのは難しいだろうが)

 

シーズンが中断され無効となった場合、現在の順位表を元に優勝チームや来季のCL・EL出場権を有するチーム等を決めると見られています。(オランダのように全て無効という事もあり得るが)

 

その場合、暫定ですが今のところバルサはレアルを差し置き首位となっており、優勝することとなります。どうでしょうね…。不思議な感覚です。クラシコもあのような形で負けてしまいましたし、何よりまだ10試合以上の試合が残っているはずでした。

 

仕方ありませんが、そうなった場合、複雑なタイトル享受の時となりそうです。

 

また同じく仮定の話ですが、アトレティコ・マドリードが、鼻からEL行きとなってしまうのは個人的には残念です。前半戦で勝ち点を落としていた彼らが悪いとはいえ、"リヴァプール戦からの調子づいたアトレティコ"というのも楽しみにしておりましたので…。

 

どちらにせよ、僕らは外出を自粛し、医療関係者や各ライフラインに携わる方々へ感謝すると共に、このウイルスの収束を願う他ありません。

 

人が集まっている江ノ島などの映像をニュースで見る度に、どこか腹ただしく感じます。自粛を続けることが収束への第一歩ですよね。

 

またサッカーを楽しく見られる日が来ることを心から願います。

 

ちょっといつものような本題とは逸れてしまいましたが、今回は久しぶりということもあるのでこれくらいにしようと思います。ご精読ありがとうございました。

 

クラシコ 総評

こんにちは、こんばんは。

クラシコから2日の時が経ちました。

しかし、未だに辛いです。正直。

勝てると思ってこの試合の観戦に臨んでいましたので、余計にです。

試合を細かくは振り返りませんが、ざっとまとめた後、思ったことを記していこうかと思います。

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【久しぶりにクラシコで悔しい敗戦】

 

前半

《試合展開》

マドリーエンジン全開。立ち上がりからコーナーを取り、ゴールに迫ってきます。一方バルサはどことなく手を抜いている印象。言い換えれば余裕を持ったパス回しを用いた攻撃やディフェンス。加えてグリーズマンやメッシを中心として攻撃のスイッチを入れ、何度も敵ゴールを脅かします。一方マドリーは試合の序盤で見せた勢いは時間の経過とともに薄れ、完全に後手に回っていました。

 

《感想》

グリーズマン、決定機をモノにして欲しかったです。彼はこの試合の入りではセカンドボールに対する反応も早く、調子が良いように見えました。それだけにあのビックチャンスを外してしまったのは…批判をされても仕方ないかと思います。

 

加えて彼には、1度目のシュートをふかしたそのすぐ後に再びゴール前でチャンスシーンが訪れましたが、彼は自身で打つことなくメッシを気にかけ、彼へのパスを選択しました。

 

結果としてメッシは難しい体勢からのシュートを余儀なくされました。2人の連携は上がってきているとはいえ、グリーズマンのこのようなシーンは未だに散見します。なかなか難しいです。もちろん守備への貢献度には光るものがあることは確かですが。

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【先発でツートップの一角を担ったグリーズマン

 

後半

《試合展開》

立ち上がりはバルサペース。逆にマドリーは前半の勢いを失い、失速。ところが後半開始12分、いつもの様にコーナーキックで気を抜いていたバルサ。すると左サイドボックス手前でボールを収めたイスコが、巻くようなコントロールシュートを放ちます。テアシュテーゲンがビッグセーブでこれを止めます…が

 

ここから明らかに流れが変わります。マドリーが息を吹き返し、攻撃にリズム、テンポが出てきます。一方のバルサはまた悪い癖が。相手の攻撃に焦るようにパスを出し、ビダルやアルトゥールらのボールロストが増えていきます。

 

その後は…ご存知の通りです。全くいいところなく2失点を喫し、完封負けとなりました。

 

《感想》

メッシはカゼミロらに完敗。

また交代 グリーズマンブライスワイト

     アルトゥール→ラキティッチ

     ビダル→アンスー

ほとんど流れを変えられませんでした。結果論になってしまいますが、ある程度守備力のあるグリーズマンを下げて加入から間もないブライスワイトを出したのはかなりリスキーな選択でした。現に1失点目は彼のマークミスから起きてしまいました。

 

しかしこの交代くらいしかベンチに選手がいないというのも事実。シーズン開幕当初はあれだけ選手が余っていると言っていたのはどこへやら。ペレス、アレニャー…。

 


【選手の多さを懸念していた半年ほど前】

 

まとめ

今回の結果には、両チームの「熱量」の差がはっきりと現れていたように感じました。確かにマドリーの方が負けられない状況ではありましたが、試合を通してバルサからはどことなく気が抜けている印象を受けました。イスコのコントロールシュートにつながったのも選手がコーナーキック時に注意を欠いたのもそうです。

 

先制点が決まった時に見せたカゼミロのリアクションが印象的でした。まるでCL決勝でゴールを決めたかのように、地を拳で叩き、涙を流すように顔をくしゃくしゃにして喜んでいた姿です。

 

今回のクラシコは久しぶりに負けてしまいました。その事実が変わらないのは確か。しかし、前に進むのみです。勝ち点差はまだ1。試合はまだ沢山残っています。マドリーが負けたり引き分けたりしたその節でバルサが勝てば、また首位に返り咲けるのです。

 

応援あるのみ。

 

最近、初めてバルサの試合を初めて見た時の楽しく、ワクワクするような感情を失っているように思います。これは僕に限らず皆さんの中にも多いのではないでしょうか。

 

せっかくなら、バルサというチームを、そしてフットボールを、楽しもうと思います。

 

かなり大雑把な記事になりましたが、お読み頂きありがとうございました🙏

 

次回は今話題のメッシのキャプテンの話題に踏み込みたいと思います。

 

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【安定したパフォーマンスを見せたセメド】

 

 

夏での補強ポイント

直近は忙しく、前回のブログから少し間が開きましたhikotaさんがブログを一時休止されるとのことで、少々寂しいですがプライベートの方を応援したいと思います笑。頑張ってください💪

さて本題です

夏での選手補強

まずは選手補強。こちらは皆さんそれぞれで色々な意見をお持ちだと思いますが、補強ポイントは主にFWであることは満場一致であるとは思います。以下に現在噂されている補強選手とそのデメリットについてまとめてみたいと思います。

 

  1. CF ラウターロ・マルティネス

実現度 ★★★★⭐︎

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インテルのスター選手の1人。出身はメッシと同郷であるアルゼンチン。上背はそう大きくないが、ポストプレー、ヘディングも高いレベルでこなし、得点能力も文句なし。生粋のセンターフォワードタイプ。年齢も若く、スアレスの後釜候補の筆頭。

 

《デメリット》

インテルでの主力の1人であり、移籍金が高い。ラキティッチビダルを欲しているとの噂があり、彼らを差し出すことで移籍金を多少抑えられるか。

 

 

2. LWG ネイマール

実現度 ★★★★⭐︎

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誰もがご存知、ネイマール。技術面、得点力、メッシとの連携、今なお世界でもトップクラス。何よりメッシが彼の加入を望んでいるというのが1番のポイント。

 

 

《デメリット》

まずは年齢。彼は先日、28歳の誕生日を迎えました。結構歳食ってます。それにも関わらず移籍金は、普通に取るとなれば相当な額がかかってしまうでしょう。加えてクレの心には、彼に対しての疑心がいまだにぬぐいきれません。去り方が去り方でしたから…。また今でもボーナスの支払いについて、バルサ側を訴訟していると報じられています。

 

自分の意思で出て行った選手を、また金を払って取るのかと。ただ彼の残した移籍金で獲得した、デンベレコウチーニョ…。結果はご存知の通りです。彼の穴を埋めきれませんでした。

 

更にハイリスクなのが、グリーズマンとの共存。ネイマールバルサでは恐らく左ウイングを担当することになるので、グリーズマンのポジションは必然的に中央になってきます。

 

ただ今のグリーズマンのプレーを見る限り、CFとしての適性はあまりないように感じます。個人的にはこのポジションの枠を考えた時に、ネイマール獲得には疑問符をつけざるを得ません。

 

3. RWG/LWG ウィリアン

実現度 ★★⭐︎⭐︎⭐︎

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数年前から何度も獲得の噂が。スピードのある典型的なウイングタイプ。経験豊富で、得点力も高い。

 

《デメリット》

年齢が今年で32歳と高齢。このまま行くと夏にフリーになるものの、より彼の獲得は一時的な補強であり、長期的に見ると最良な補強とは言えないのも確か。

 

4.ベルナルド・シウバ

実現度 ★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

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以前から獲得を望む声はあったが、先日のシティのUEFAからのCL2年間出場停止を受けて再燃。獲得を目指すという報道が。年齢は26と若く、世界でも屈指のドリブラーの1人。ただフロントの目はあくまでもネイマールは向いているので、実現度は低めか。

 

まとめ

 

FWはこのあたりですかね。ネイマール獲得については非常に大きく意見が分かれるところです。皆さんの意見も非常に気になります。

 

 

昨年の6月にこのようなツイートをしたところ、多くの方の意見を頂きました。この機会にまた聞かせて頂きたいです笑。今回はここで終わります。読んでくださりありがとうございました😊