レオメッシ 残留宣言 翻訳
2019-20シーズンを無冠で終えたバルセロナ。
今シーズン最後の試合であったバイエルン戦では8-2という屈辱的敗北を味わい、クラブには重苦しい雰囲気が漂っていた。
と、ここまでの流れは次の機会にまとめるとして…
日本時間9月5日午前1.00頃、渦中のメッシの去就が明らかとなった。
騒動の最中、事前にGoalの取材に答えていたメッシ。そのインタビューの内容が明かされた。
🗣メッシ
「私はここで幸せではないと感じたので、去りたいと思った。しかし契約の問題でそれは許されず、クラブとの法的論争をしたくなかったので、ここに残ることにした。
自分の人生のクラブと、法廷で争いたくはないからだ。それがここに残留する理由。
私はバルセロナに残るし、出たいのか出たくないのかには関係なく、残留することは変わらない。私はこのクラブを何よりも優先するので、留まることに決めた。
バルサは私に全てを与えてくれ、私は全てをバルサ に捧げてきた。バルサと法廷で争うことなど考えたこともない。
バルトメウが指揮を取るこのクラブの運営は本当に酷いものである。
私はこの1年を通してずっとクラブに、そして会長(バルトメウ)に対し、ここから出たいと話してきた。特にバルトメウ会長は、私が去りたいと思っている事を昨シーズン前から知っているはずだ。
彼(バルトメウ)は私に、毎シーズン終わりに自分の将来を決める事ができるといつも言っていた。しかし彼は自分で言った言葉を守らなかった。
彼は6月10日までに去就を決めねばならなかったと言ってきたが、今年はパンデミックの真っ最中で、その頃私はラリーガ獲得のためにまだ戦っていた。
いつもここでキャリアを終えたいと思っていたが、残念ながら私のバルセロナでの時間は終わったのだと考えるようになった。
クラブには新たな加入選手と若手の選手が必要だと私は信じていて、それも自身の去就に影響を及ぼした。
本当のところ、このクラブにはスポーツプロジェクトなんかは存在していない。何か事が起きた時に、その穴を塞いでいるだけ。
このシーズン(2019-20)は本当に難しい年だった。トレーニングや試合、ロッカールームにおいてまで、多くの苦労を経験した。
私が当初下した判断は非常に悩み深かったが、それはバイエルンとの試合結果によるものではない。
多くの要因があったが、このクラブにタイトルを獲得するプロジェクトがないことも要因の一つ。
私は選手として最後の数年間を楽しく過ごしたい。近年、幸せを見つける事はできていなかった。
私が家族にバルセロナから去りたいと話した時、彼らはみんな泣き出してしまった。息子たち家族はみんなここで育ってきた。
妻は痛みを胸のうちに秘めながらも、私について行くと言ってくれた。
チアゴ(長男)はここから離れたくないと言いながら泣いていたが、私は彼らに、ここに残る事が難しいと言い続けるしかなかった。
マテオ(次男)はまだ小さくて、ここを去るということがどういうことなのかはよく分かっていなかった。
【左からチアゴ君、メッシ、マテオ君】
私はこのクラブ、バルセロナが大好きで、ここより良い場所を見つけるつもりはないと思う。しかし、それでも私には(去就を)決定する権利がある。
私は新しい目標、そしてチャレンジを模索するつもりだったのだが、、、すぐにこの場所に引き戻された。なぜならこの場所バルセロナには20年も住んでおり、私の全てが揃っているから。
私が移籍することで、他の場所においてもっと沢山のお金を稼ぐ事ができるのはみんなが知っていることだと思うが、お金は私の目標ではない。
このクラブに対しての私の愛が、メディアなどから問われた時、私はひどく傷ついた。バルサに対する私の愛が変わることはないだろう。
しかしそのことで、その人(メディア・マスコミ)がどんな人物かを知ることができた。非常に多くの嘘を流す者がいる。
いつここを出るのか、どれだけ長く滞在するのかは関係ない。バルサへの私の愛は永遠である。
今年は酷いシーズンだったと言ったが、コロナウイルスによってもっと酷い時を過ごした人、親戚や家族を失った方と比べれば、ちっぽけなものなのかもしれない。
上手くいけば、私たちをサポートしてくれる人たち、良くない時を過ごしてしまった人々に、勝利を捧げることができるかもしれない。
そして、我々はこのウイルスを乗り越えられる。
いつものように、私は全身全霊を尽くす。全てのトロフィーのために最善を尽くして戦う。良くない時間を過ごしている人々に、少しでも捧げたい。」
※かなり急いで作ったので、稚拙な文ですが申し訳ありません。間違い等ございましたらコメント下さい。 随時更新中