クラシコ 総評
こんにちは、こんばんは。
クラシコから2日の時が経ちました。
しかし、未だに辛いです。正直。
勝てると思ってこの試合の観戦に臨んでいましたので、余計にです。
試合を細かくは振り返りませんが、ざっとまとめた後、思ったことを記していこうかと思います。
【久しぶりにクラシコで悔しい敗戦】
前半
《試合展開》
マドリーエンジン全開。立ち上がりからコーナーを取り、ゴールに迫ってきます。一方バルサはどことなく手を抜いている印象。言い換えれば余裕を持ったパス回しを用いた攻撃やディフェンス。加えてグリーズマンやメッシを中心として攻撃のスイッチを入れ、何度も敵ゴールを脅かします。一方マドリーは試合の序盤で見せた勢いは時間の経過とともに薄れ、完全に後手に回っていました。
《感想》
グリーズマン、決定機をモノにして欲しかったです。彼はこの試合の入りではセカンドボールに対する反応も早く、調子が良いように見えました。それだけにあのビックチャンスを外してしまったのは…批判をされても仕方ないかと思います。
加えて彼には、1度目のシュートをふかしたそのすぐ後に再びゴール前でチャンスシーンが訪れましたが、彼は自身で打つことなくメッシを気にかけ、彼へのパスを選択しました。
結果としてメッシは難しい体勢からのシュートを余儀なくされました。2人の連携は上がってきているとはいえ、グリーズマンのこのようなシーンは未だに散見します。なかなか難しいです。もちろん守備への貢献度には光るものがあることは確かですが。
【先発でツートップの一角を担ったグリーズマン 】
後半
《試合展開》
立ち上がりはバルサペース。逆にマドリーは前半の勢いを失い、失速。ところが後半開始12分、いつもの様にコーナーキックで気を抜いていたバルサ。すると左サイドボックス手前でボールを収めたイスコが、巻くようなコントロールシュートを放ちます。テアシュテーゲンがビッグセーブでこれを止めます…が
ここから明らかに流れが変わります。マドリーが息を吹き返し、攻撃にリズム、テンポが出てきます。一方のバルサはまた悪い癖が。相手の攻撃に焦るようにパスを出し、ビダルやアルトゥールらのボールロストが増えていきます。
その後は…ご存知の通りです。全くいいところなく2失点を喫し、完封負けとなりました。
《感想》
メッシはカゼミロらに完敗。
アルトゥール→ラキティッチ
ビダル→アンスー
ほとんど流れを変えられませんでした。結果論になってしまいますが、ある程度守備力のあるグリーズマンを下げて加入から間もないブライスワイトを出したのはかなりリスキーな選択でした。現に1失点目は彼のマークミスから起きてしまいました。
しかしこの交代くらいしかベンチに選手がいないというのも事実。シーズン開幕当初はあれだけ選手が余っていると言っていたのはどこへやら。ペレス、アレニャー…。
— barca_pic① (@barcamscd2) 2020年3月3日
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— barca_pic① (@barcamscd2) 2020年3月3日
【選手の多さを懸念していた半年ほど前】
まとめ
今回の結果には、両チームの「熱量」の差がはっきりと現れていたように感じました。確かにマドリーの方が負けられない状況ではありましたが、試合を通してバルサからはどことなく気が抜けている印象を受けました。イスコのコントロールシュートにつながったのも選手がコーナーキック時に注意を欠いたのもそうです。
先制点が決まった時に見せたカゼミロのリアクションが印象的でした。まるでCL決勝でゴールを決めたかのように、地を拳で叩き、涙を流すように顔をくしゃくしゃにして喜んでいた姿です。
今回のクラシコは久しぶりに負けてしまいました。その事実が変わらないのは確か。しかし、前に進むのみです。勝ち点差はまだ1。試合はまだ沢山残っています。マドリーが負けたり引き分けたりしたその節でバルサが勝てば、また首位に返り咲けるのです。
応援あるのみ。
最近、初めてバルサの試合を初めて見た時の楽しく、ワクワクするような感情を失っているように思います。これは僕に限らず皆さんの中にも多いのではないでしょうか。
せっかくなら、バルサというチームを、そしてフットボールを、楽しもうと思います。
かなり大雑把な記事になりましたが、お読み頂きありがとうございました🙏
次回は今話題のメッシのキャプテンの話題に踏み込みたいと思います。
【安定したパフォーマンスを見せたセメド】