としクレバルサ日記

どうも、いつもお世話になっております。としクレです。Twitterでは書ききれないことや、毎回の試合の感想や選手への批評、移籍市場の動きのまとめなどを、自分のメモ兼皆さんとの情報共有を目的としてここにて発信していきたいと思います。よろしくお願いします。 

第24説 ヘタフェ戦 回顧・選手採点

2日前の試合ですが、ヘタフェ戦を振り返ってみようと思います。ホームということもあってあまり心配はしていませんでしたが、なんとか勝ててよかったです。ちなみに試合開始前の選手入場の際、選手たちがデンベレ のユニフォームを纏ってピッチに出てきました。チームとして彼の怪我を全面的にサポートするよ、という意思表示でしょう。デンベレも幸せ者ですね…笑。ほっこりしたシーンでした。

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【裏表逆に着用されたデンベレユニ】

 

スターティングメンバー・前半

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【スターティングメンバー】

現状のベストメンバーでキックオフ。前節までに比べてブスケツが非常に低い位置、ほとんどCBのところまで落ち、ポゼッションをしやすくしようという立ち上がり。対してヘタフェはバルサの各選手へマンマークで守備につき、テアシュテーゲンからの出しどころを潰していきます。そこでテアは前線のグリーズマンやメッシへの「楔のパス」を何本も入れます。この時のテアのパス技術も素晴らしかったですが、グリーズマンの中盤まで落ちてきてからサイドへと散らす動きは本当に上手でした。やはり頭の良い選手です。

 

試合開始直後から、ヘタフェの守備からの速攻に苦しみなかなか敵陣に迫れないバルサ。迎えた20分、LSBアルバがスプリントした際に内転筋を痛め、プレーの続行が出来なくなってしまいます。そこでアルバに変わってジュニオール・フィルポが投入。前節はなかなか厳しい出来だったので、この時は心配でした。

 

その直後、コーナーキックの流れからアラン・ニョムにネットを揺らされます。しかし彼は直前のプレーで、ウムティティへ肘打ちをしていることがVARの結果判明。ゴールは取り消しに。ヘタフェの監督ホセ・バルダラスは試合終了後、この時のゴールはファールなどなかったと主張していましたが、明らかなファールです。

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【ファールと判定されたシーン】

 

その後もヘタフェのプレスに苦しめられていましたが、34分、ウムティティが敵陣の高いところまで上がり、メッシへ横パス。メッシはワンタッチで目の前のDFの股を抜いてグリーズマンへパス。するとグリーズマンもワンタッチで浮かせ、ボールはGKの上をふわっと通り越してゴールネットへ。三本の非常に綺麗なダイレクトパスが繋がってゴールを奪いました。グリーズマンは、抜け出し方、シュート、共に上手かったです。

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【ゴールを決め喜ぶグリーズマン

 

これで流れをモノにしたバルサ39分、左サイドでボールを受けたジュニオール・フィルポは、敵陣深くに侵入。そのままグラウンダーのクロスを送ると、アンスーがスルー。最後はセルジロベルトが左足で押し込み追加点。セルジは先日お子さんが生まれたばかりだったので、バースデーゴールとなりました。

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【スコアは2-0に】

 

前半はその後もバルサペース。終了間際にはグリーズマン→メッシのヘディングというシーンもありましたが、相手GKのビックセーブ笑。最近のメッシは惜しいシュートを放つも敵GKの神セーブによって弾かれることが多いです笑。

 

後半

前半終わりのような展開が期待されたものの、ゴールチャンスをなかなか作り出せず。逆に66分、右サイドからのハイメ・マタのクロスに合わせたヘタフェFWアンヘルボレーシュート。テアは動くことも出来ずに失点。あっさりし過ぎていたゴールでしたが、ピケはもう少しアンヘルに寄せることができたかなと…。本当に簡単に打たせてしまいました。ちなみにアンヘルバルサが今冬及び現在も獲得を伺っているという選手です。

 

アンヘルのゴールで息を吹き返したヘタフェ。71分には、セットプレーの流れから決定的なシュートを打たれますが、ここはテアのパラドン。もし入っていたら、負けていたかもしれないような重要なシーンでした。

 

その後はいくつかチャンスを作り、74分にはグリーズマンにボールを押し込むだけの大チャンスが訪れたりもしましたが、決めきれず。ここで決めてくれていればもう少し楽に勝てたでしょうね笑。

 

最後まで不安な試合展開を披露しましたが、なんとか逃げ切り。勝ち点3をものにしました。本日(2月17日)レアル・マドリードがセルタに2ー2で引き分けたことにより、マドリードの勝ち点差はたったの「1」に。よって、クラシコで勝てば自力で首位奪還です。

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【セルタへレンタル中のラフィーニャ

 

最近の試合を見ていて感じたのが、「9番」は今の所無しでもいけるのではないかと。フレンキーやビダル、アルトゥールといった選手がゴール前へ飛び出していくことができれば、相手ゴールを十分に脅かすことが出来ます。ひょっとしたら、神出鬼没で飛び出す中盤の選手が多くいた方が、9番の動きよりも怖いのではないでしょうか。今後は中盤の選手たちの動きに注目です。


今回の収穫はなんといってもフィルポ。アルバが負傷した際は頭を抱えましたが、フィルポの出来に安心しました。やはり良い選手なので、胸を張ってプレーして欲しいですね。

 

以上で今回は終わりです。お読みいただきありがとうございました😊 最後に選手採点だけ載せておきます。

 

選手採点

 

満点は10点で、及第点は6点です。あくまでも個人的な感想。

 

・GK テアシュテーゲン 7点

いつものようにチームに貢献。直近の試合では彼の足元の技術がより一層際立っている。

 

・RSB セルジロベルト 8点

勝ち越し点となるゴールを記録。90分間走り続けた。

 

・CB ピケ 7点

失点時のアンヘルへの対応はいささか不十分だったが、概ね適当なパフォーマンスを披露。

 

・CB ウムティティ 7点

先制点の起点に。終始安定した守備を見せた。

 

・LSB アルバ 5点

今季3度目の負傷離脱。プレーもうまく出来ていない。Clナポリ戦とクラシコを欠場する模様。

 

・DMF ブスケツ 6点

いつもに増してポゼッションに貢献。ヘタフェの守備を掻い潜るのに黒子的な役割を果たした。

 

・CMF デヨング 6点

ヘタフェの猛烈なディフェンスにより、普段通りの持ち味は発揮できず。攻守両面でハードワーク。

 

・CMF アルトゥール 7点

久々のスタメンに名を連ねた。調子が戻ってきていることを示している。

 

・RWG メッシ 7点

今回もゴールは奪えなかったが、いつものようにアシストを記録。体のキレは問題ない。次節は休養することが期待される。

 

・CF グリーズマン  8点

貴重な先制点を記録。攻撃時のスイッチは彼から始まることも多かった。ポジティブな内容。

 

・LWG アンスー 6点

果敢にドリブルを仕掛けた。惜しいシュートも放った。経験値になる試合。

 

《交代選手》

・LSB ジャニオール・フィルポ 8点

バルサ加入後最高のパフォーマンス。2点目をアシスト。メッシとの連携は改善の余地あり。

 

・CMF ラキティッチ 5点

アルトゥールに変わって出場。リズムを掴めず、攻守両面でチームの足かせとなった。このままでは厳しい

 

・CMF ビダル 6点

試合を締めくくるために投入。